朝、目が覚めた瞬間には鮮明に覚えていたはずの夢が、顔を洗って朝食を食べる頃にはすっかり消えている——そんな経験はありませんか?「夢日記をつけたいけれど、寝ぼけた状態で文字を打つのがつらい」「せっかく見た夢の意味も知りたい」。そんな悩みに応えるために、私が個人開発した夢日記アプリ「Dreamglass: AI夢日記」を、つくった本人の視点でご紹介します。この記事では、声だけで夢を記録できる仕組みや、AIによる夢の読み解き、夢をアートとして残す使い方まで解説します。

夢日記アプリ「Dreamglass」とは?夢を見える化するAI夢日記

Dreamglass(ドリームグラス)は、「夢を、見える化する」をコンセプトにしたiPhone向けの夢日記アプリです。カテゴリはライフスタイルで、iOS 17.0以降に対応しています。ダウンロードは無料です(一部アプリ内課金あり)。

一般的な夢日記アプリの多くは「テキストで書いて記録する」ことが中心ですが、Dreamglassは少し違います。目が覚めた瞬間に覚えていることを声で話すだけで記録でき、さらにAIが夢の意味を読み解き、最後には夢を一枚のアートに描き出します。「残せる・意味がわかる・シェアできる」の3つがそろった夢日記、というのが開発時に目指したかたちです。

もともとは私自身が「面白い夢を見たのに、思い出そうとした頃にはもう霧のように消えている」ことが悔しくて、それをなんとかしたくてつくり始めたアプリです。

声で話すだけ。寝ぼけたままでも夢を記録できる音声入力

夢日記の最大のハードルは、実は「書くこと」そのものだと思っています。夢の記憶は起床直後から急速に薄れていくのに、寝ぼけた頭でフリック入力をしていると、打っている間に肝心の内容を忘れてしまう。夢日記が続かない理由の多くはここにあります。

Dreamglassでは、マイクをタップして話すだけで記録が完了します。文字起こしはオンデバイス(端末内)で行われるため、手入力は不要です。布団の中で目を閉じたまま「えっと、空を飛んでいて、下に海が見えて……」とつぶやくだけでいい。この「起きてから記録までの距離を限界まで短くする」ことが、開発でいちばんこだわった部分です。

夢日記の書き方に正解はありませんが、断片でもいいのでとにかく残すことが第一歩。音声入力なら、単語ひとつ、情景ひとつからでも気軽に記録できます。

AIが夢のテーマ・象徴・ムードを読み解いてくれる

夢を記録したら、次に気になるのは「この夢、どういう意味だったんだろう?」ですよね。夢占いの本やサイトでキーワードを調べるのも楽しいのですが、自分の夢は文脈がつながった一つの物語なので、単語単位の解釈だとどこかしっくりこないことも多いはずです。

DreamglassではAIが記録された夢の内容から、テーマ・象徴・ムードを引き出してくれます。「追いかけられる夢だったけれど、全体のムードは意外と前向きだったんだな」といった気づきが得られるのは、夢を丸ごと読んでくれるAIならではだと感じています。

ひとつお伝えしておきたいのは、これは診断や医療・心理的な助言ではなく、あくまで自己内省と楽しみのための「読み物」だということです。夢日記は根を詰めすぎず、朝のちょっとした楽しみとして気軽に続けるのがいちばんだと私は思っています。

夢が一枚のアートに。残せる・シェアできる夢日記へ

Dreamglassのいちばんの特徴が、記録した夢を一枚のアートに描き出す機能です。言葉だけでは伝わりにくい夢の情景が絵になると、「そうそう、こんな感じの夢だった!」と記憶が像を結ぶ瞬間があります。

生成したアートは保存できるほか、シェアも可能です。「昨日こんな夢を見たんだけど」という朝の雑談が、一枚の絵とともにできるようになります。夢の話は口で説明すると長くなりがちですが、絵なら一瞬で伝わる。夢日記が自分だけの記録から、人と楽しみを分かち合えるものになるのが、この機能の面白いところです。

Dreamglassの使い方 — タイムラインとカレンダーで振り返る

記録した夢は、次の2つのビューで振り返れます。

  • 夢のタイムライン — すべての夢を、ひとつの場所にプライベートに記録して時系列で振り返れます。読み返すと「最近こういう夢が多いな」といった自分の傾向が見えてきます。
  • ドリームカレンダー — これまでの夢の記録をひと目で振り返れます。カレンダーが埋まっていくのが見えるので、記録を続けるモチベーションにもなります。

継続の後押しも用意しました。夢を保存すると小さなお祝い演出があり、7日・30日・100日の節目には特別な演出でお祝いします。毎朝のリマインダーと合わせて、「気づいたら習慣になっていた」を目指した設計です。夢日記を続けると夢を思い出しやすくなると言われており、明晰夢に興味がある方が夢日記から始めるケースも多いようです。

なお、夢という極めてプライベートな内容を扱うアプリなので、録音や日記のデータは端末内に保存し、解釈も対応iPhoneではオンデバイスで実行される、プライバシー重視の設計にしています。安心して、誰にも見せない本音の夢まで記録してください。

Dreamglassはこんな人におすすめ(まとめ)

最後に、Dreamglassが向いている方をまとめます。

  • 朝起きるとすぐに夢を忘れてしまい、記録が間に合わない方
  • 寝ぼけた状態での文字入力が苦手で、夢日記が続かなかった方
  • 自分の夢の意味やテーマをAIに読み解いてほしい方
  • 印象的な夢をアートとして残したり、友人にシェアしたりしたい方
  • 明晰夢や自己理解のために、夢日記を習慣にしたい方

夢は毎晩見ているのに、ほとんどが誰にも知られないまま消えていきます。Dreamglassは、その消えゆく夢を「声でつかまえて、意味を知って、絵として残す」ためのアプリです。無料でダウンロードできますので、明日の朝、目が覚めた瞬間にぜひ一度試してみてください。

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